夏に守る和室のお手入れ術
このたびは「夏に守る和室のお手入れ術」を閲覧いただきありがとうございます。
和室に欠かせない襖や障子。
その美しさを保つためには、季節ごとのお手入れが大切です。
特に夏は、湿気と強い日差しが思わぬトラブルを引き起こします。
今回は、夏(残暑)に気をつけたいポイントと対策をご紹介します。

襖の開けっ放しは要注意
夏の暑い日、
風通しを良くしようと襖を開けっ放しにすることも多いですが、
実は注意が必要です。
襖は、
外側と内側で温度差や湿度差が生じると、
反りや歪みの原因になります。
また、重なり合っている内側は湿気がこもりやすく、
アクやシミが浮き出ることも。
さらに、襖紙の色合いが部分的に焼けてしまい、
不自然なムラが出やすくなります。

夏に起こりやすいトラブル
- 湿気による襖の波打ちや反り
- 襖紙のシミやアク浮き
- 部分的な日焼けによる色ムラ
- カビやにおいの発生
これらは放っておくと見た目だけでなく、建具そのものの寿命を縮めることにつながります。

職人がすすめる夏のお手入れ
・直射日光を避ける
レースカーテンやすだれで日差しをやわらげましょう。
・定期的な換気
一日の中で湿度が低い時間帯に、短時間の換気を意識すると効果的です。
・風を通す工夫
両側の襖を少しだけ開けて空気を循環させるのもおすすめです。
・早めのメンテナンス
シミや反りが出始めたら、そのままにせず早めに張替えや調整を。大きな修繕になる前に食い止められます。

まとめ
夏は、襖や障子にとってダメージが大きい季節です。
「部屋全体の換気」と「襖の換気」は似ているようで実は違う、
という点を意識するだけで、建具の持ちはぐっと変わります。
湿気と日差しから守るために、日々のちょっとした心がけを忘れずに。
和室の美しさを長く楽しむために、ぜひ今回のポイントを実践してみてください。

当工房では襖や障子の張替えだけでなく、
畳や網戸、内装リフォームまで幅広く対応しています。
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