襖・畳新調工事 《beforeとafter》

はじめに
1990年竣工で築33年のマンションです。
色々なサイト(SNS)を見て依頼をしていただきました。
ありがとうございます!
施主様と私の趣味が似ていて、現場調査と打合せの段階からイメージが膨らみました。
畳もかなり古い(^^;;
ヘリなし畳(琉球畳)希望の為、
新調となり寸法とりからの工程になります。

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襖 : ひざしNo.55
畳 : DAIKEN〈清流〉09 黒染色 https://www.daiken.jp/buildingmaterials/tatami/
黒色が好きな施主様の意向を重視しました。渋いです!
畳を両サイド加工した意味合いは、料亭のような間接照明を取り入れたいのと
お仏壇をこの部屋にと考えられていたので寸法を測り真ん中に置く提案をさせていただきました。

打合せ
ローカ側の片引き(1枚)襖。
施主様は壁紙(クロス)と似た襖紙で考えていました。
この考えは主流なのですが、私は壁と襖(建具)は別物と考えます。
統一性という点では一理ありますが、
そもそも素材も柄も違う(変わる)のでクロスと合わせる方が難しいと助言しました。
ワンポイントでガラッとこの面だけ「遊び心」を入れましょうともうひと段階の提案をして一緒に襖紙を決めました♪

襖紙のデザインを決める際には、襖単体で考えるのではなく、
部屋全体の調和を考えて選ぶことが大切です。
部屋の壁紙や柱、床(畳)との統一感を意識しながら、施主様好みの部屋を作り上げていきましょう♪

玉砂利(白)とライトは施主様がご用意してくれました。
加工した畳の側面に対して直に玉砂利を入れる訳にはいかず木枠を塗装・枠組みを作り、
その中に新聞紙でかさ増しをして(消臭作用、菌やカビの発生を抑える為)玉砂利を敷きました。

ライトの配線も木枠の中で加工しました♪

まとめ
壁紙も「ビニールクロス」で柄物・黒系を考慮されていましたが、
アドバイスを求めていただけたので襖・畳の黒を引き立たせる為に
「紙」で若草色(黄緑系)を提案し採用してくれました♪
はじめのイメージには全然なく提案した際はビックリされていました。
しかし、上品な空間に仕上がったと大満足してくれたので施主様以上に嬉しかったです♪
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▶ 施工事例→ブログ | «堺市のふすま屋さん» 淺田襖工房
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