伝統の襖絵~四季の彩りを楽しむ和の暮らし~

«堺市のふすま屋さん» 現場:大阪狭山市半田

淺田襖工房淺田ですっ。

和室の魅力を引き立てる、立派な日本家屋のリフォーム完了!

この度、立派な日本家屋※の和室のリフォーム工事が完了しました。今回の工事では、ふすまと障子の張替え、そして縁側の建具の調整を行いました。お客様からは、「朱雀」という高級織物の見本帳から選んだ4枚組のつづき絵のふすまを選んでいただきました。

日本家屋とは、日本の伝統的な素材や建築方法により建てられた建物のことです。日本家屋では、畳やふすま・障子などの和風のアイテムが使用されています。日本家屋は、暮らしの中に自然素材を上手に取り入れられていることが魅力です。

美しい朱雀のふすまで和室を彩る

和室のふすまは、高級織物の見本帳「朱雀」から厳選した4枚組のつづき絵を選択しました。美しい色彩と緻密な模様が、和室の雰囲気を一層引き立てています。ふすまを開けるたびに、季節ごとに変化する風景を感じることができます。

障子の美しさと機能性を兼ね備えて

また、障子も新しく張り替えました。高品質な和紙を使用し、光を柔らかく漏らし、部屋に心地よい明るさをもたらしています。

障子の美しさだけでなく、機能性もしっかりと考慮し、お客様に心地よい空間を提供しています。

縁側の建具も調整し、快適な空間へ

さらに、縁側の建具と鴨居を調整しました。スムーズに開閉できるように調整し、より快適な居住空間を実現しました。

お客様のご要望に応じて、細部にまでこだわり、お客様の満足度を最大限に高めることができました。

和の美意識を感じるシーリングライト

廊下の照明も、和室と同様に重要な役割を果たします。

そこで、美しい和紙を使用して和の美意識を感じさせるシーリングライトに生まれ変わらせました。

新しく張り替えた和紙は、柔らかな光を漏らし、廊下全体に優しい雰囲気をもたらします。

施工後の美しい和室をご覧ください

工事が完了した和室の美しい施工後の写真をご覧いただきます。ふすまと障子の組み合わせが、和室の雰囲気を一層引き立てています。ぜひ、ご覧ください!

施工後の襖の写真~朱雀1~
施工後の襖の写真~朱雀2~

朱雀 №154 4枚組


施工後の襖の写真~朱雀3~

朱雀 №171 2枚組


建具の調整中の写真1
建具の戸車の写真

甲丸レール専用の丸戸車

甲丸レールと呼ばれる特殊な丸いレールに適した引き戸用の金具です。

この丸戸車は、

丸いレールにスムーズに沿って動き、安定した引き戸の開閉を可能にします。

耐久性の高い素材で作られており、長期間にわたって安定した動作を提供します。

仕様:ヨコヅナ丸型YBM‐0301 30mm


【雪見障子】施工後の写真1
【雪見障子】施工後の写真2

雪見障子 業務用障子紙「貼りやすい 厚口」無地


【障子紙の照明】施工中の写真
【障子紙の照明】施工後の写真

工事内容一覧:

  • ふすま張替え:朱雀の見本帳から選んだ高級織物の4枚組のつづき絵
  • 障子張替え:和紙を使用した美しい障子の張替え
  • 縁側の建具調整:スムーズな開閉を実現するための建具調整
  • シーリングライトの和紙張替え:和の美意識を感じさせる美しい和紙の張替え

この度のリフォーム工事で、お客様のご満足を超える和室の空間を実現できたことを大変嬉しく思います♪

今後も、より快適で美しい住空間を提供できるよう努めてまいります!


手技から生まれる「朱雀」の美

金銀の砂子を丹念に丹念に降り散らす。

日本古来の伝統の技を駆使し、一点一点、熟練の職人たちが時間をかけ、

手仕事による微妙なニュアンスをそのままに、襖絵が本来もっていた魅を伝える、

それが手技から生まれる「朱雀」の美です。

人の手のぬくもり、磨き抜かれた技術、伝統的な美意識による本物の重みが、和の空間を彩り、日本の文化の心を浮かび上がらせます。

「朱雀」は、高い芸術性を誇る襖絵の美を手作りの技で現代に受け継いでいます。

遠く桃山時代にさかのぼる伝統を誇り、意匠においても、技法においても、洗練を重ねてきた襖絵。

襖は、ただ飾るだけの、あるいは機能するだけの「もの」ではありません。日本の装飾の中でも華やかでドラマチックな表情を持つものとして、長く愛されているのが襖でしょう。

伝統に磨かれ、時を経て伝えられたものだけが持つ本物の重みが、日本の心を伝え、心のゆとりを感じさせてくれるのです。襖絵の伝統と魅力を伝えていきたい。

「朱雀」には、伝統の技を誇る熟練の職人たちのそんな想いが込められています。


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