伝統の美と光を映す~小倉雲竜紙が織りなす品格~

こんにちは、淺田襖工房淺田ですっ。

先日、石川県ご出身のお祖父様がこだわり抜いた和室の障子張替えをさせていただきました。

その伝統とこだわりを守り続けながら、今回の障子張替えでは、上質な小倉雲竜厚口紙を使用しました。

この障子紙は、美しい風合いとともに、光を柔らかく通し、室内に独特の趣を与えます。

和室に漂う静かな落ち着きとともに、どこか中国の風情も感じさせるこの空間。

時を経てもなお、その魅力は色褪せることなく、新たな表情を見せてくれています。

淺田襖工房では、長年の経験とお客様一人ひとりのご要望を大切にし、

和の美しさを最大限に引き出すお手伝いをさせていただいております。

お祖父様が大切にされているこだわりの和室に、

今回も最適な障子紙を選び、丁寧に張り替えを進めてきました♪

さて、ここからは引取り時の様子からご紹介を進めて参ります。

現場:大阪市中央区

引取り

引取り後の様子を少しお見せします。

建具が外れた後の姿も、また違った雰囲気を感じさせますね。建具がなくても何だか素敵です。

施工

今回の施工風景を少しだけですがご紹介します。

丁寧に仕上げた作業の一部をぜひご覧ください!

石川県産の漆塗り仕様✨

左側は従来の障子紙です。

和紙の種類

和紙には大きく分けて3つの種類があり、さらに細かく分類すると、それぞれにスタイルがあり、さらに細かく分類される。雁皮紙小草紙三椏紙であり、それぞれに原料植物の名前がついている。

  • 雁皮紙:雁皮を原料とする雁皮紙は、他の和紙ほど一般的ではありませんが、その品質の高さから敬愛されています。雁皮紙の表面は光沢があり、虫や経年劣化に強く、絵画のような繊細な筆致を表現することができる。また、平安時代の宮廷では文房具として使われたり、贈り物を包むのに使われたりしていた。
  • 楮紙(こうぞがみ)。楮(こうぞ)を原料とする和紙の代表的なもの。丈夫で長持ちするため、製本や筆記用具、和傘などの工芸品に利用された。
  • ミツマタ:英語ではEdgeworthia chrysanthaまたはOriental paperbushと呼ばれ、中国原産の革質で深緑色の低木である。中国大陸からの渡来人によって持ち込まれた後、強度が高く、しわになりにくいことから、紙の生産によく使われるようになった。    

納品

納品が無事に完了しました!

お客様にも大変ご満足いただけたこと、嬉しく思っています。

ここからは、今回お手伝いさせていただいた施工事例を一気にご紹介します。

手掛けた仕上がりの様子をぜひご覧ください!

無事に納品を終え、仕上がりにお客様にも喜んでいただけました♪

最後に

淺田襖工房では、長年受け継がれてきた日本の美しい伝統を守りながらも、

常にお客様のご希望や大切にされている空間の個性に寄り添いながら作業を進めています。

今回の障子張替えも、その一つ一つに心を込めて取り組みました。

これからも、皆様の和室が心地よく、そして温かく過ごせる場所であるよう、当店は全力でサポートいたします。

和の美しさと快適さをお届けすることが、私の喜びです!

お祖父様の思い出とともに、今回の張替えによって和室はさらに深い趣を帯び、伝統と美しさが引き継がれました。

小倉雲竜紙の繊細な表情が、

この特別な空間をより一層際立たせ、日々の生活に静寂と安らぎをもたらしてくれることでしょう。


淺田襖工房では、お客様のご要望に合わせて耐久性と美しさを兼ね備えた襖紙を提供しています。

和室の空間を彩り、心地よい居住空間を実現するお手伝いができれば幸いです。

詳細やお見積もりについてのご相談はいつでもお気軽にどうぞ。

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