アルミ障子~張り替え注意事項~
アルミ障子の特徴と取り付け方法
アルミ障子は軽量で丈夫な素材で、耐久性に優れています。また、アルミ障子は湿気や虫に強く、お手入れが簡単です。障子張替えの際には、専門家による取り付けがおすすめです。
『アルミ建具』とは、アルミニウムでできた建具のことで、「建具」とは、住居の空間を仕切る役割をし開閉できるものの総称です。
窓枠・扉・引戸・障子・襖なども建具のひとつになります。
空間を仕切ることや、人や物の出入り・採光・換気・通風またはそれらを防ぐことを目的に使用されます。
「アルミサッシ」という言葉も耳にすることがありますが、こちらは窓枠が使われている窓全体のことを指します。
近年の技術はとても優れており、木材に近い質感のアルミ建具などもあるため、昔よりも気軽に和室を取り入れられる時代になっています。アルミ建具を詳しく知っていただくことでマイホームの和室の幅を広げることができます。
«堺市のふすま屋さん»
現場:堺市北区新堀
淺田襖工房の淺田ですっ。
この度は、アルミ障子の障子張り替えのご依頼です。
学校が目の前で通学路となっており人通りが多く、
雨戸シャッターを閉めたままでないと恥ずかしい&部屋が暗い、と困っていました。
中々派手にめくれています。というのも、前の施工業者さんが知らなかったのか、手を抜いたのか分かり兼ねますが「間違った張り替え」をされていました💦 納品した次の日から「たゆみ」があり、めくれかけていたみたいです。
きちんとした施工方法を写真と共に順を追って説明していきたいと思います。
障子紙がめくれる原因はいくつかあります。
・アルミは接着しにくい。
↳従来の木障子より糊(のり)の濃度を濃くする。
・結露が激しい場合は下桟側がめくれやすい。
↳きちんと脱着して「のりしろ」を大きくする。
・アルミ障子は「のりしろ」が少ないので剝がれやすい等。
↳きちんと脱着してのりしろ部を挟み込む。
上桟部
こちらは上桟の部分の写真で、上桟から外して分解するパターンがございますが、当店では下桟から分解します。
①下桟のアジャスター部を外す。
②組子との接合部のビスを外す。
③組子部をスライドして外します。
分解は以上です。
切れ目部分があるのが分解していない証拠となります😅
切れ目から外側の障子紙跡は、新調の時の紙です。脱着しないと半分以上「のりしろ」がなくなるので、剝がれやすくなりますよね😖
分解後は障子紙をめくり、組子や各々の桟・枠をキレイにします。
ペーパー掛け
特に上桟・下桟の接合(緩衝)する部分はギリギリの隙間なので、折角張り直した障子紙がよれないよう軽くペーパー掛けをします。
組み立て
脱着施工ですと、十分な「のりしろ」と「枠を挟み込む」のでそうそう捲れることはありません。またどうしても脱着できずそのまま障子紙を貼ったとしても専門業者なら直ぐはがれたり、シワになることはありません。くれぐれも業者探しの際は慎重にお願いいたします。
最後に
アルミ障子の張替え・納品が完了しました。お客様からも大変喜んでいただけました。アルミ障子は軽量で丈夫な素材で、耐久性に優れています。また、湿気や虫に強く、お手入れが簡単です。しかし、障子の取り付けは専門知識が必要な場合がありますので、安全を確保するためにも専門業者に依頼することをおすすめします。
当店では、伝統的な職人技術と最新のデザインを融合させ、
お客様のニーズに合った最高品質の和室リフォームをお届けしています。
何かお困りのことがございましたら、電話・メールでのご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
深い知識と豊富な経験を持ったスタッフが、心を込めてサポートさせていただきます。
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